●牧場日記
 こんにちは。9月になってやっと過ごしやすくなるかと思ったら、夏が来たのかと思ってしまうぐらいに毎日暑い日が続き、ここにきてチョット夏バテ気味な中山健次です。梅山豚が夏バテする前にバテてしまって自分の体力のなさには本当に情けなくなります。9月は梅山豚にとって少し暑そうでしたが順調に育っています。
 今回は8月の『分娩』,9月の『離乳』に引き続き『肥育』についてお話ししたいと思います。梅山豚は離乳後だいたい20kgぐらいまで二ヶ月ほど育成舎で過ごします。分娩舎では兄弟で一緒に生活をしていたのですが、育成舎に移動する時には体の大きさによって部屋を決めるので兄弟はここから離ればなれで生活することになります。
 育成舎は1部屋10〜20頭程度で生活し、塚原牧場では16部屋ほどあります。各々の部屋にはエサ箱とピッカー(水を飲むための飲み口のような物)が付いていて常時食事ができるようになっています。また部屋を清潔な状態にしておくためにフンや尿が下に落ちる『すのこ』の上で生活をしています。
 梅山豚は人間と同じで水がとても大切です。エサと同じ量だけの水を飲み、水が飲めないと食欲が出ずエサに全く興味を示さなくなるので、水道管や電気のトラブルが無いように毎日気をつけてます。また部屋が汚れていても梅山豚はきれい好きなのでストレスが溜まってしまったり、病気になりやすくなってしまったりして成長が止まってしまうため毎日の掃除は欠かせません。(基本的には人間が生活していくのと変わりがないですね。)
 食事も育成舎では最初に離乳食(=粉ミルク)の様な物を与えていて、徐々にその梅山豚の体重にあった食事を与えていきます。2週間ほど育成舎の中で生活すると気の弱いチビ梅山豚でも元気に走り回って子豚同士でじゃれあう光景が見られてとても可愛いいですよ。
 このころから、体格に差が出てきはじめ、その為に水やエサをなかなか食べられなかったりしてストレスが溜まってしまう子豚が出てきたりします。その様なことのないように塚原牧場では、できるだけ体格の同じ子豚を一緒にするよう努力をしているのですが、そういった作業を後回しにしてしまったり、手を抜いてしまったりしている時が最近あるので今一度、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
 働き初めて4ヶ月になろうとしています。最近仕事にも少しずつなれてきて毎日楽しく仕事ができるようになってきました。このまま気がゆるむことなく一生懸命仕事をしていき、よりおいしいお肉をお届けして会員の皆様に喜んでいただけるよう努力していきたいと思います。
 次回は『肥育』での仕上げにあたる『放牧』の事についてお話ししたいと思います。 お楽しみに!!! |