●牧場日記
こんにちは。仕事中にふと手を止めて秋のやさしい風にあたりながら清々しく仕事をしている中山健次です。日、一日と秋が深まり牧場周りの木々達も紅葉が綺麗になりました。放牧場では梅山豚達が落ち葉やドングリなど秋の味覚を楽しんでいます。
今回は8月の『分娩』,9月の『離乳』、10月の『肥育』に引き続き『放牧』についてお話ししたいと思います。梅山豚は生後5ヶ月を過ぎると放牧場で過ごします。このころになると体も大きく60kg以上になっていて、放牧場に移動するとすぐに嬉しそうに走り回ります。
放牧場はくぬぎ、かし、松などの林の中にあり、夏は日ざしを防いで涼しく冬は風をよけて暖かいので梅山豚にとってはすごく過ごしやすい場所になっています。また豚舎のコンクリートの上で生活をするのではないので土をほじくったり食べたり、泥を体にこすりつけたり、エサの他にも草や葉っぱ時には木の皮まで食べたりしてのびのびくらしています。こうやって自由に過ごしているので豚舎で生活するよりもはるかにストレスが少ないと思います。(もしかしたら全然ストレスを感じてないのかも知れません。)
梅山豚にとって放牧場は最高の場所ですが、その放牧場を管理している自分達にとっては苦労することや大変な事が沢山あります。毎日のエサくれはもとより施設の点検確認をおこない梅山豚が絶対に逃げ出さないようにしなくてはいけないのが大変です。まず放牧場についたらエサをあげて水がちゃんと出ているか、梅山豚がみんなエサを食べて水を飲み元気に走り回っているかを確認します。放牧場の周りには電気が流れている線と網が張ってありますが、イタズラ好きの梅山豚や水やエサがなくて暴れている梅山豚が時々電線を切って網をくぐってしまって逃げ出してしまいそうになったりするからです。また水がでていない場合は電気系統が故障していることもあり、放牧場の周りに張ってある電気が流れている線もまったく機能しないことにもつながります。
この前ですが電線の確認を2,3日怠けてしまったことがありました。案の定イタズラされていて何カ所も電線が切れて電気が流れなくなってしまい梅山豚が網をくぐって逃げ出しそうになっていて自分一人では対処できずに会長に応援に来てもらって助けてもらったことがありました。イタズラされて逃げ出しそうになっている状況を見たときには頭が真っ白になりました。やはり仕事は少しでも怠けてしまうとその倍以上大変な事態になってしまうことがわかりました。
梅山豚にたずさわって早いもので5ヶ月が経ちました。しかしまだまだ梅山豚を理解していない事や自分に対する甘さがあり、また周りの人に助けてもらう事が多いので早く一人前になれるよう頑張りたいと思います。
次回は『出荷』についてお話ししたいと思います。お楽しみに!!!
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