●牧場日記
明けましておめでとうございます。寒さにもそろそろ慣れてきて長袖Tシャツで仕事をしていても大汗をかきながら仕事を頑張っています。中山健次です。寒空の下で汗をかいて仕事をするのも気持ちがいいものですが風邪だけはひかないように十分気を付けています。(皆様も風邪には気を付けてください。)
今回は前々回に予告したとおり『屠畜(出荷)』についてお話ししたいと思います。梅山豚を皆様にお届けするお肉にするために放牧場から市営の屠畜場へ出荷するのですが、毎回出荷の日は朝から気合い十分で行かないと元気な梅山豚に負けてしまうので出荷前日には他の日よりも早く寝て、いつもよりも多めに朝ご飯を食べて出社します。
出荷は毎週水曜日に行います。梅山豚が出荷できるようになるには8ヶ月程かかり、体重も120kg前後となって脂肪と赤身が絶妙な状態、美味しい霜降り肉になります。(普通の豚に比べて出荷は2ヶ月ほど長くかかっています。)
(1) 梅山豚の選別
(2) 放牧場からの追い出し
(3) 計量
(4) トラックに積み込み市営の屠畜場に出荷
このような作業順で出荷を行います。
(1) 朝から出荷の準備をして全員そろったところでまずは出荷する梅山豚を選別します。会長が放牧場の中から大きいものを選別していきます。何十頭もいる中から選び出すのは本当に大変な作業です。
(2) その選別した梅山豚を放牧場から追い出すのですが、これがさらに大変な作業で梅山豚はとても頭のいい生き物なので一度放牧場から出すのを失敗すると奥の方に行ってしまって放牧場を出ようとしなくなります。その為、梅山豚の気持ちを考えつつ又、人間が必要以上に動かないようにすごく頭をつかいながら梅山豚を追っていきます。
(3) その次に選別した梅山豚の体重を計測して実際に大きいものから出荷していきます。(この時に梅山豚の大きい順を予想してみるんですがなかなか難しく一番大きいと思ったものが意外に小さかったり、結構小さいかなと思ったものが一番大きかったりと予想と違うことが多々あります。本当に難しいですよ。早く会長のように梅山豚を見る目をやしないたいと思います。)
(4) 最後に出荷する事になった梅山豚をトラックに乗せて屠畜場まで持っていき、ここで梅山豚達とはお別れになります。梅山豚達も分かっているのかなかなかトラックには乗りたがらず、屠畜場についてもトラックからはなかなかおりてくれません。
屠畜場について梅山豚をトラックから降ろすときはとても複雑な気持ちです。今まで一生懸命育ててきた梅山豚とのお別れはとても悲しいのですが、あんなに小さかった梅山豚がこんなにも立派になって美味しいお肉になっていくんだなって思うと嬉しくもなってきます。(この悲しみと、喜びを忘れることなく毎日を頑張っていきたいと思います。)
前回お話ししました『7匹の子豚』は7匹とも順調に育ちこの前離乳をしました。このまますくすくと成長していってほしいと思います。
先月、農場に中村さん(新入社員)が入り、会長、お母さん、自分の4人で頑張っています。私も、後輩の中村さんに負けないようにまた中村さんに色々と教えられるように毎日頑張っています。
次回は『種豚』についてお話ししたいと思います。お楽しみに!!!!! |