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●牧場日記
こんにちは。やっと暑い夏も終わって紅葉の秋、運動の秋、食欲の秋がやってきました。タンポポ牧場の梅山豚達もおもう存分秋を堪能しすくすくと成長しております。また、10月の出産予定が多く分娩待ちのお母さん梅山豚がゆったりとした時間を過ごしています。自分も暑い夏から解放されていつも以上に仕事を頑張っております。中山健次です。
今回は9月に行って来ました『北海道研修』についてお話ししたいと思います。
自分は去年の6月から塚原牧場に入社して初めて豚に接し、思いがけず梅山豚を育てる事になりました。その為、梅山豚の事は約1年勉強してきましたが、他の豚の知識は乏しく作業も塚原牧場で行っている事しか知りませんでした。今回の研修で初めて本格的に梅山豚以外の豚と塚原牧場以外の農場を経験する事になりました。なぜ他の豚や農場のことを知らないのかというと、豚を育てていく上で一番怖いのが病気にかかってしまうことです。農場内だけでの病気の蔓延であれば先に対処することも出来るのですが、自分の農場の外から病気が運び込まれてしまうと手のうちようがありません。外から病気が入らないようにするための1番の努力として外部の豚を飼っている人や場所に極力接触する機会を少なくする事をしています。その為、今まで他の豚や農場に接する機会がありませんでした。
今回『北海道研修』が決まった時には、とてもわくわくしました。塚原牧場の豚舎と他の豚舎では何か違いがあるのか、豚も梅山豚とは違いがあるのかなど、すべての事に対して疑問を持ちつつ『北海道研修』に行きました。
研修先は札幌の北、厚田村にある「ノースベストファーム」に2日間お世話になりました。(札幌から車で1時間ほど石狩湾沿いに北に上ったところにあります)
研修の前日、北海道に台風が上陸し風速50メートルを記録したということ聞いていてちょっと不安になりつつも色々と期待を膨らましながら研修先へ行きました。「ノースベストファーム」について不安は吹き飛び、北海道の広さに感動を覚えました。何処までも続く広大な牧草地、石狩湾にゆっくりと沈んでいく夕陽、豊富で新鮮な魚介類、そしてなにより心の温かい道民の人々を感じることができ、北海道が大好きになりました。
研修は2日間、豚の移動を中心に行いました。塚原牧場とノースベストファームの大きな違いがいくつかありました。
第一に塚原牧場では子豚豚舎が町中にあるために少ないスペースをやりくりしていますが、ノースベストファームでは農場だけでなく各小屋も大きいので子豚にストレスを感じさせることなく育てることができる環境でした。
第二に糞尿処理においてノースベストファームではおが屑の上で豚を飼い、おが屑が古くなると新しい物と取り替え古いおが屑は色々な物と混ぜ合わせて肥料を作りその肥料を使って作物を育てていると聞きました。塚原牧場では10月ぐらいからおが屑を使い新しい子豚舎を始めようとしていたのでとても勉強になりました。
豚はランドレース、ケンボロー、デュロック、LWなど何種類かの豚がいました。梅山豚とは違い、動きがとても機敏で鳴き声が大きく体も出荷体重では15kg程度大きいので移動するもの3〜4人がかりで汗だくになりながら動き回り、出荷の時などは最後の一頭を量り終えるときには声だけ出して体が後からやっとついてくるようなフラフラな状態になっていました。
初日、2日目と豚の移動を重点的に行ったのですが、広大な土地の上に小屋が何カ所もある為、移動はフォークリフトを使って移動箱で運ぶため塚原牧場の時より時間が掛かっていました。敷地が広い分移動距離が長く、子豚にとっては嬉しい広さなのですが、作業面では塚原牧場の方が効率的かな?と感じました。
『北海道研修』では色々な事を体験し、気づかされました。自分が毎日しているエサやり一つとっても無駄はないのか?梅山豚が本当に食事しやすい環境なのか?過ごしやすい環境なのか?など1つ1つの作業をもう一度見直すきっかけにもなりました。研修で気づいたことや感じ取ったことを大切にし、今している作業の本質をもう一度考え改善し実行していきたいと考えております。
ノースベストファームの皆様お世話になりました。
次回は『牧場のこれから』についてお話ししたいとおいます。お楽しみに!!!
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