●牧場だより
平成18年5月20日(土) 曇り 「元気な子供たち生まれる!」
産気付いてきたのか、夕方になって苦しくなってきた。耐えられず、健ちゃんを呼ぶ。
優しく私の背中をさすりながら、気を紛らわそうといろいろ話しかけてくれる。激しい痛みが次第に強くなり限界かと思った時、1頭(人)目がやっと生まれた。産後もうろうとしていると、どれくらい経っただろうか、おっぱいを引っ張る感触が・・・「5頭(人)生まれたよ」と健ちゃんが教えてくれた。
生まれたばかりの私の子供達が、へその緒をつけたまま、よちよちと歩いてきた。出産前に先輩お母さんから「初乳が大切よ!いっぱい与えなさい。そうすれば元気な子供が育つのよ!」と言われていたので一所懸命子供達におっぱいを与えた。初めての母乳は、子供達が力強くかむので少し痛かった。やっと私もお母さんになったのね。
「梅鈴出産ストーリー」
5月17日、お腹がかなり重そうな梅鈴を分娩舎へ移動しました。出産予定は5月19日でしたが、1日遅れの20日午後20時30分頃から出産が始まりました。あまりにお腹が大きいので、「何頭いるのだろう!」というスタッフの期待のもと、緊迫した空気の中、出産が続き、午後22時40分頃終了しました。結局雄3頭、雌2頭、合計5頭(体重平均1.2g/頭)の元気な赤ちゃんが生まれました。生まれたての赤ちゃんは、まだ目も見えてないと思われるのですが、よちよちと自分で歩いておっぱいを探して飲みます。その生命の力強さにいつもながら驚かされます。ただ、多産系(平均14頭出産)の梅山豚にしては、少ない出産頭数となってしまいましたが、しっかりと育てて欲しいものです。
(次回は誕生後の赤ちゃんの様子を詳しくお伝えします!)
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5月17日 分娩舎へ移動 |
5月20日20時30分 おっぱいを飲んでいる様子 |
5月20日22時頃 おっぱいを競い合う 赤ちゃん達 |
【登場人物の紹介】
執筆者:梅鈴(めいりん) 8月8日生 女です。160kgになりました。
健ちゃん:塚原牧場の農場長で、分娩を担当しています。
あきほちゃん:4月入社の新入社員 |
●「農場で活躍する道具たち」 part 3
今月ご紹介する「農場で活躍する道具」は、アメリカのAllflex(アルフレックス)社の「アプリケーター(耳標をつける道具)」です。
Allflex(アルフレックス)社は、40年の歴史ある家畜用の固体識別に特化した会社です。耳標には特殊な印刷(決して消えることがないそうです)で番号がふってあります。塚原牧場では、3年前より豚の固体管理をするために活用しており、(4月号でお知らせした通り現在ICチップを組み入れたものも実験中です)肥育用(お肉になる豚に取り付けるもの)と、母豚用(お母さん豚)にそれぞれ分けています。肥育用は豚が離乳する時(生後30日頃)、写真の青い色のアプリケーターで豚の右耳に取り付けています。
もちろん5月19日に誕生した梅鈴の5頭の子供達にも取り付けられる予定です。
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